2012年10月26日に発売開始された「ウィンドウズ8」では、ログオンするアカウントは2種類あります。

1つは、今までと同じ「ローカルアカウント」です。今までのウィンドウズでは、「ユーザー名」と「パスワード」を設定し、2台以上のパソコンを使用する場合にはパソコンごとにアカウントを設定していました。今回のウィンドウズ8で新たに導入された「マイクロソフトアカウント」では、「ユーザー名(メールアドレス)」と「パスワード」を設定することで、別のパソコンでも様々な機能を共通して使用することができます。今回のトピックスでは、マイクロソフトアカウントの5つのメリットをご紹介します。

(1)マイクロソフトのウェブサービスと連携
マイクロソフトのウェブサービスには、ライブサービス(ホットメール、スカイドライブ、カレンダー)、アプリ、コンテンツ配信があります。これらのサービスを利用するには、サービスごとにユーザーIDとパスワードが必要になりますが、マイクロソフトアカウントを使用すると個別にサインインする必要がなくなり、ウィンドウズ8のアプリからウェブサービスを利用できるようになります。

(2)さまざまな端末からデータを使用できる
パソコン、タブレット端末、スマートフォンにマイクロソフトアカウントを設定することにより、ブラウザーや対応アプリからアドレス帳、予定表を確認することができるようになり、どの端末から情報を変更してもデータを共有することができます。情報を更新するために入力する端末が同じ端末でなければならないという今までの発想と違い、どの端末からでも更新できるという部分はとても便利なものとなります。

(3)複数台で使用する場合にデータの移行が不要
会社と自宅の2か所でパソコンを使用する場合、同じデータを使用するにはUSBメモリでデータをコピーしたりしていましたが、ウェブサービスの「メール」「ファイル」「アドレス帳」などを使用していれば、どのパソコンからでもメールやデータを利用できるので、データの移行が不要になります。

(4)複数台のパソコンで同じ環境設定で使用できる
マイクロソフトアカウントでログオンしたパソコンでパソコンの環境設定を変更すると、別のパソコンで同じマイクロソフトアカウントを設定すれば同じ設定環境で使用することができます。

(5)他のサービスと連携して使用できる
「グーグル」「フェイスブック」「ツイッター」「リンクトイン」などの他のサービスとも連携しているので、ウィンドウズ8の「ピープル」というアプリでは、グーグルの連絡先の機能やフェイスブックの友達、ツイッターのフォロワーを一括管理することができます。

上記のような新たな機能が追加されましたが、今までのWindows Live IDを持っている場合には継続して使用することができます。新規でIDを取得する場合には、ウィンドウズ8購入後、初回起動時に「マイクロソフトアカウント」を取得することもできます。大変便利な機能ですので、現在お持ちの機種をバージョンアップされる方、もしくは新規でウィンドウズ8パソコンを購入される方は、ぜひ、上記機能を参考にしてください。