パソコンを購入時の状態に戻す「リカバリ」時の注意点についてご紹介します。

パソコンを購入してからしばらくパソコンを使用していると、

電源を入れてから使用できるようになるまでの起動に時間がかかったり、

ソフトウェアの起動に時間がかかったりしたことはないでしょうか。

このような状態になった場合にパソコンのメンテナンスを行うことで改善することもありますが、

「リカバリ」を行うことでパソコンのハードディスクを工場出荷状態に戻し、購入時の軽快な動作に戻すことができます。

 

リカバリを行う際には、まず、データのバックアップを行う必要があります。

データのバックアップを行わずにリカバリ作業を始めてしまうと大切なデータが消えてしまいますので注意してください。

データのバックアップについては今までのコラムでも紹介してきましたが、

データサイズに応じて、バックアップする機器を選ぶ必要があります。

外付けハードディスクドライブやUSBメモリ、DVDやブルーレイ等に保存することができます。

 

データのバックアップが完了したら、リカバリに必要なものとリカバリ後にパソコンがすぐに使用できるようにするための必要なものを準備しておきましょう。

準備するものは下記のとおりです。

■リカバリディスク

最近のパソコンは付属品にリカバリDVDが付いていない場合があるので、
パソコンのハードディスク内に用意されているリカバリデータをCDもしくはDVDに作成しなければならない場合があります。

■よく使用するアプリケーションソフトウェア

リカバリ後は、よく使用するアプリケーションソフトウェアをインストールする必要があります。
ソフトウェアのCDやDVDとインストール後に必要なシリアル番号を用意しておきましょう。

■プロバイダの設定情報

リカバリ後にインターネットを設定する際に、プロバイダ情報が必要になりますので、プロバイダ契約時の書類を用意しておきましょう。

■ルーターの設定情報

無線LANルーターを使用している場合には、ルーターのSSIDや暗号化キーを確認しておきましょう。
無線LANルーターにSSIDや暗号化キーが記載されている機器もありますが、初期設定を変更している場合にはルーターの管理画面から再確認しておきましょう。ルーターを購入してから数年経過していると、設定情報が分からず設定ができないという場合がありますので確認しておきましょう。

■メールの設定情報

仕事でパソコンを使用している場合には、メールの設定が最優先されると思います。
リカバリ後にすぐにメール確認ができるように、メールのログインIDやパスワード、POPサーバー名、SMTPサーバー名、ポート番号を確認しておきましょう。

■ブラウザのお気に入りデータの確認

インターネットエクスプローラーやグーグルクロームのようなブラウザに登録したお気に入り情報もバックアップしておきましょう。
仕事で使用するウェブサイトや情報収集したホームページの情報をお気に入りからエクスポートし、
リカバリ後にインポートするための準備を行っておきましょう。

■社内サーバーやクラウドサービスに必要なID、パスワードの確認

社内サーバーを使用している場合には、サーバーにアクセスするためのログインIDやパスワードを確認しておきましょう。
クラウドサービスのスカイドライブやドロップボックスを使用している場合にも、ログインIDやパスワードをリカバリ前に確認しておきましょう。

■プリンタやスキャナの設定時に必要なドライバCDの確認

プリンタやスキャナの設定時に必要なドライバCDをリカバリ前に用意しておきましょう。
無くしてしまったら、プリンタメーカーのホームページからダウンロードすることもできます。
上記の準備が整ったら、リカバリを行いましょう。
リカバリには30分から1時間は必要になりますが、
リカバリ後のバックアップデータのコピーやソフトウェアのインストール、メール設定、プリンタ等の周辺機器の設定も加えると、
さらに時間が必要になります。大変な作業ではありますが、リカバリ後の快適な動作で、パソコンの動作が遅いというストレスから解放されますので、
リカバリを行う価値は十分にあります。リカバリが必要な方は、上記注意点を参考にして作業を行いましょう。