2015年6月1日、Microsoft社は、次期OSの「Windows10」の提供を2015年7月29日に開始すると発表しました。パソコン・タブレット向けのWindows10の無料アップグレードが提供開始になりますが、提供開始後1年間は、Windows7・Windows8.1から無料でアップグレードできます。(ただし、企業向けWindows10は対象外です。)今までのバージョンアップでは有料だったのに対し、今回のバージョンアップは無料で行えるので、金銭的な負担が無く、Windows10への移行を検討しやすくなっています。今回の発表後、私のパソコンの画面右下の通知領域にはWindows10へのアップグレードアイコンが表示されるようになりました。クリックすると、Windows10の無料アップグレード予約を行うことができます。7月29日になると自動でダウンロードされ、インストールするか決めることができます。

次期OSのWindows10は、パソコンとタブレット、スマートフォン以外にも幅広いデバイスをサポートするOSになるので、アプリ開発者・利用者にとって、新たなビジネスチャンスがあると予想されます。

以前のトピックスでもWindows10について一部ご紹介させて頂きましたが、最新情報も含め、主な特徴をご紹介します。

(1) 新型のスタートメニュー
Windows7と良く似たスタートメニューとWindows8.1のスタート画面が融合した画面に変更されます。WindowsXP・Vista・7で見慣れたスタートメニューが復活します。

(2) ストアアプリのウィンドウ表示
Windows8の画面内でストアアプリを起動すると、強制的に全画面表示に切り替わり、使いづらい画面表示になっていましたが、Windows10ではストアアプリがウィンドウとして表示されます。

(3) タスクビュー機能
起動中のアプリを切り替える際に「タスクビュー」ボタンをクリックすると、タクスビュー画面に切り替えることができます。起動中のアプリが一覧表示されるので、使用したいアプリを簡単に切り替えることができます。

(4) 仮想デスクトップ機能
(3)のタクスビューに「仮想デスクトップ」機能として、「新しいデスクトップ」というボタンが追加されます。仮想デスクトップとは、複数のデスクトップ画面を作り、作業したい内容に合わせて切り替えて使用する機能です。例えば、AプロジェクトとBプロジェクトを同時進行で作業している場合、プロジェクト別にデスクトップ画面を作成することで作業がスムーズにできるという使い方を行うことができます。

(5) 新型ウェブブラウザー「エッジ」
今までインターネット検索等で使用するウェブブラウザーとしてインターネットエクスプローラー(IE)が標準でしたが、パソコン、タブレット、スマートフォンでも使用できるユニバーサルアプリとして新型ウェブブラウザー「エッジ」が搭載されました。タッチ、マウス操作による手書き入力機能も備え、文字や図形を手書きしたウェブページをお気に入りに保存できる機能もあります。

(6) パーソナルアシスタント「コルタナ」
操作や検索の履歴を学習するパーソナルアシスタント「コルタナ」が追加されます。英語版では、スタートメニューの検索窓で「コルタナ」が使用でき、マイクに向かって話すことで音声検索ができます。日本語版に対応するかは、未定ですが、今後採用されることに期待したい機能です。

Windows8でのユーザーの不満を解消する改善策が盛り込まれているので、現在、Windows8を使用されている方にもおすすめです。パソコン、タブレット、スマートフォン等のデバイス間で、今まで以上にデータのやり取りや操作が行いやすくなるの
で、新たなOS「Windows10」の動向に注目していきましょう。

以上